東戸塚の歯医者、プルメリア歯科クリニックのお知らせページです。
院長の山田です。
今年は早々に梅雨が明け、記録的な猛暑がやってきましたね。
戸塚の夏の一大イベント「とつか夏祭り」を楽しみにしていましたが、令和4年も中止となってがっかりしています。
明日からの三連休は雨続きで、熱中症には要注意です。
手首足首を冷やしたり、ひんやりした食べ物を食べるなどして対策をして元気に過ごしましょう。
あずきバーは歯よりも固い!?
冷たいものと言えば、2,3年前に「井村屋のアイスバーが歯よりも固い」と世間で話題になりましたよね。
『体の中で最も硬い』
人間の体の中で最も硬いのはどこでしょう?答えは「歯」
硬さの基準にモース硬度という目安がある
歯はモース硬度7で水晶や石英と同じくらい硬い
鉄はモース硬度4
ガラスはモース硬度5つまり鉄なんかよりめっちゃ硬い pic.twitter.com/m1qLDRRwuZ
— 肩こり・肩痛『肩』のお悩み専門院 フルケア治療院 名古屋市中区の整体マッサージ (@050_3351_4853) February 22, 2020
業務用冷凍庫でカチカチに凍らせたあずきバーは、一時的にではありますが、サファイヤやダイヤモンドに匹敵する硬さになるそうです。
その硬さはなんと、モース硬度10!
一方、人間の歯のエナメル質のモース硬度は7。水晶に匹敵する硬さです。
あずきバーには敵いませんが、私たちの歯は鉄よりもずっと硬いんですよね✨
歯は傷には強くても打撃に弱い
ただここで気を付けなくてはならないのは、モース硬度は引っかいたときの傷つきづらさの基準であって、割れにくさを表すものではありません。
歯と鉄がゴシゴシ削り合ってけんかした場合は歯が勝利しますが、殴り合いのケンカになったら歯が負けてしまうのです。
小学生男子のみなさん、歯が最強と思ってはいけませんよ。
歯は捻挫や打撲もします
ちなみに歯はねんざや打撲だってします。
スポーツでなどで歯をぶつけると、外傷はなさそうなのにしばらくいたいことってありますよね。
歯自体が割れなくても、中にある神経が炎症を起こしたり、ダメージを受けてたりしていることもあります。(これを歯の捻挫や打撲といいます。)
表面は硬くてもやはり、中身はデリケートです。
歯をぶつけた時には、レントゲンをとって歯の状態をしっかり確認することをおすすめします。
歯がもろくなる原因を知っておきましょう
ところで、歯はいつでも硬い状態ではありません。いろいろな原因でもろくなります。
・睡眠中やスポーツ中などの歯ぎしり
・加齢
・神経を抜いて栄養が届かなくなった
意外とみなさん意識していないのは、歯は神経を抜くと急激にもろくなるということです。
下の図のように、歯の中には歯髄という神経があり、その周辺の毛細血管から歯に栄養を送っています。
神経を抜くと、栄養を届ける仕組みがなくなるわけですから、色がくすみ、もろくなります
。痛覚が鈍くなり、歯の変化に気が付きにくくなることもリスクですね。
それで歯の寿命は本来よりも約10年短くなると言われています。歯の治療を受ける時にはよく覚えておきたいことです。
歯が弱ると、家庭用の冷蔵庫から出したあずきバーに負けてポッキリ折れてしまうことも考えられます。
暑いもの、冷たいもの、硬いものもいつまでもおいしく食べられるために、歯科で定期的なメンテナンスを受けましょう
。歯の神経を取ってしまっても、定期検診を受け続けることで歯の寿命を延ばすことができます。
お口のお悩みは横浜市戸塚区の歯医者、プルメリア歯科クリニックにご相談ください。