2022年 7月 の投稿一覧

8月の診療スケジュールのご案内

東戸塚の歯医者、プルメリア歯科クリニックの休診日のお知らせページです。

8月の診療スケジュールのご案内


8月2日(火)
休診日となります。

代わって8月9日、16日、23日、30日の火曜日は
臨時診療日となります。

8月11日(木、祝)山の日、土日診療いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

みんな一度はなっている「口内炎」について

東戸塚の歯医者、プルメリア歯科クリニックのブログページです。

まぶしい日差しの中、真っ青な空の白い入道雲を見ると夏が来たことを実感します。
暑い日が続きますが、その中にも夏のすがすがしさを感じていけたら良いですね。

 

口腔内に起こりやすい疾患に口内炎があります。

お口の中の小さな炎症ですが、しゃべるだけで痛いし、痛くて食事が摂りにくいし、治るまで本当に憂鬱ですよね。
一口に「口内炎」と言っても、さまざまな種類があることをご存知ですか?
その内のいくつかを取り上げてみたいと思います。

◆アフタ性口内炎

名前を聞いたことがある方も多いと思います。疲れストレス栄養の偏り等が原因と考えられています。

頬の内側、口唇の裏側、舌、歯肉などに発症し、白っぽい円形の炎症が起こります。10日~2週間程度で自然に治癒します。

カタル(外傷)性口内炎

義歯や矯正器具、親知らず等が当たったり、食事中に頬の粘膜を噛んでしまった時などに起こる炎症です。

アフタ性とは違い、赤く腫れるのが特徴。

ヘルペス性口内炎

普段から体内にいるヘルペスウイルスコクサッキーウイルスが、疲れが溜まったり、体調不良の時などに顔を出します。

発熱だるさを伴い、痛みが強く、口腔内の色々な場所に水膨れができます。口唇に発症したものを「口唇ヘルペス」といいます。

カンジダ性口内炎

真菌主にカンジダ)が原因で発症します。

口腔内のいたるところに苔のような白いものが付着し、赤くただれ、除去すると痛みがあり、出血することもあります。

カンジダ菌は口腔内に常在する菌ですが、こちらもやはり疲れストレスなどで発症しやすくなりますが、他の病気や服薬が原因だったり、体力がない乳幼児高齢者にもみられます。

 

口内炎を防ぐために日頃から自分でできることは、「疲れやストレスを溜めない」「バランスの取れた食事を摂る」「お口の中を清潔に保つ」ことです。

また、2週間ほど経っても治らない、繰り返し発症する徐々に大きくなっているしこりのようになっている、などの場合は口腔がんなど、他の病気の場合もあります。
そのような場合は放置せず、早めに受診してくださいね。

7月の診療スケジュールのご案内

東戸塚の歯医者、プルメリア歯科クリニックの休診日のお知らせページです。

7月の診療スケジュールのご案内

毎週火曜日は通常通り、休診日となります。

7月18日(月・祝)海の日、土日診療いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

歯はあずきバーよりも硬い?モース硬度について

東戸塚の歯医者、プルメリア歯科クリニックのお知らせページです。

院長の山田です。

今年は早々に梅雨が明け、記録的な猛暑がやってきましたね。

戸塚の夏の一大イベント「とつか夏祭り」を楽しみにしていましたが、令和4年も中止となってがっかりしています。

明日からの三連休は雨続きで、熱中症には要注意です。

手首足首を冷やしたり、ひんやりした食べ物を食べるなどして対策をして元気に過ごしましょう。

 

あずきバーは歯よりも固い!?

冷たいものと言えば、2,3年前に「井村屋のアイスバーが歯よりも固い」と世間で話題になりましたよね。

業務用冷凍庫でカチカチに凍らせたあずきバーは、一時的にではありますが、サファイヤやダイヤモンドに匹敵する硬さになるそうです。

その硬さはなんと、モース硬度10!

一方、人間の歯のエナメル質のモース硬度は7。水晶に匹敵する硬さです。

あずきバーには敵いませんが、私たちの歯は鉄よりもずっと硬いんですよね✨

歯は傷には強くても打撃に弱い

ただここで気を付けなくてはならないのは、モース硬度は引っかいたときの傷つきづらさの基準であって、割れにくさを表すものではありません

歯と鉄がゴシゴシ削り合ってけんかした場合は歯が勝利しますが、殴り合いのケンカになったら歯が負けてしまうのです。

小学生男子のみなさん、歯が最強と思ってはいけませんよ。

 

歯は捻挫や打撲もします

ちなみに歯はねんざや打撲だってします。

スポーツでなどで歯をぶつけると、外傷はなさそうなのにしばらくいたいことってありますよね。

歯自体が割れなくても、中にある神経が炎症を起こしたり、ダメージを受けてたりしていることもあります。(これを歯の捻挫や打撲といいます。)

表面は硬くてもやはり、中身はデリケートです。

歯をぶつけた時には、レントゲンをとって歯の状態をしっかり確認することをおすすめします。

歯がもろくなる原因を知っておきましょう

ところで、歯はいつでも硬い状態ではありません。いろいろな原因でもろくなります。

 ・エナメル質が虫歯で溶けた
・睡眠中やスポーツ中などの歯ぎしり
・加齢
・神経を抜いて栄養が届かなくなった

意外とみなさん意識していないのは、歯は神経を抜くと急激にもろくなるということです。

下の図のように、歯の中には歯髄という神経があり、その周辺の毛細血管から歯に栄養を送っています

神経を抜くと、栄養を届ける仕組みがなくなるわけですから、色がくすみ、もろくなります

。痛覚が鈍くなり、歯の変化に気が付きにくくなることもリスクですね。

それで歯の寿命は本来よりも約10年短くなると言われています歯の治療を受ける時にはよく覚えておきたいことです。

歯が弱ると、家庭用の冷蔵庫から出したあずきバーに負けてポッキリ折れてしまうことも考えられます。

暑いもの、冷たいもの、硬いものもいつまでもおいしく食べられるために、歯科で定期的なメンテナンスを受けましょう

。歯の神経を取ってしまっても、定期検診を受け続けることで歯の寿命を延ばすことができます。

お口のお悩みは横浜市戸塚区の歯医者、プルメリア歯科クリニックにご相談ください。