2023年 11月 の投稿一覧

やっぱり気になる「歯の着色」

東戸塚の歯医者、プルメリア歯科クリニックのブログページです。

こんにちは。寒さも増してきて、すこし遅れた初雪の便りが各地から届き始めました。

人の第一印象ははじめの3秒で決まる」と言われますが、その中でも視覚からの情報は55%を占めるそうです。優しい笑顔に白くてきれいな歯がちらっと見えたら素敵ですよね。

歯の着色汚れに悩んでいる方は意外と多いと思います。着色の原因は様々で、例えば以下のようなものが着色の原因となります。

・コーヒー・紅茶・緑茶・赤ワイン・カレー・ケチャップ・チョコレート 等

・タバコのヤニ

またこうした外からの付着とは別に、変色の原因が体の内側からのものもあります。

テトラサイクリン歯
(テトラサイクリン系の抗生物質を0~12歳頃の歯の形成期に摂取した方に見られる歯の変色。現在は8歳未満には原則使用しないこととなっています)

加齢
(外側にある白いエナメル質が薄くなり、その下にある黄色っぽい象牙質が透けて見えてくる)

むし歯、神経が無い歯の変色 

外からの着色が原因の場合は、歯科でPMTCなどのクリーニングを受けることによって落とすことができます。

ですが、外部からの着色でも、そのまま放置していると歯の内部に入り込んでいくので、定期的に歯科検診にお越しいただき、落とせなくなる前にクリーニングを受けていただくことをおすすめします。

また、その際に他の変色の原因が見つかる場合もあります。着色・変色の原因や状況などによりさまざまな対処法がありますので、お気軽にご相談くださいね! 

ワインと酸蝕症(さんしょくしょう)について

東戸塚の歯医者、プルメリア歯科クリニックのブログです。 

今年もボジョレー・ヌーヴォーが解禁になりました。ちょっと早めの忘年会として、ご友人と美味しいワインを飲みに行く方もいらっしゃることと思います。

 

ワインは軽く口に含むようにして、香りを楽しむのが正しい飲み方です。

しかしワインは歯への影響が強い飲み物で、気を付けて飲まないと歯が溶けて弱りやすくなってしまうことをご存知でしょうか?

今回は、ワインと酸蝕症について詳しく見ていきましょう。

 

虫歯でないのに歯が溶ける?「酸蝕症」(さんしょくしょう)に注意! 

甘いものは虫歯になりやすく、歯を溶かしてしまうことはご存知と思います。

しかし、甘くないワインやフレーバー炭酸水なども、歯を溶かす原因になります。

口の中は通常pH6.8~7.0の中性の状態に保たれており、歯にとって健康な環境です

しかし食べ物や飲み物を摂ると、pHが酸性に傾きます。

pHが5.5以下になるとカルシウムやリンなどのミネラルが溶け出し、歯の表面のエナメル質が溶けていきます。(これを脱灰といいます。)

通常ですと唾液が30分以上かけて口内を中和してくれますので、唾液がよく分泌されていればそれほど歯にダメージを与えることはありません。

しかし頻繁に飲食したり、酸性の状態が長時間続いたりすると、唾液の力で回復しきれなくなり、口内が酸性に傾いてしまいます。

こうした状態を放っておくと、冷たいものや熱いものを口に入れると歯がしみる知覚過敏になったり、むし歯が一気に進行したり、さまざまなトラブルを引き起こしてしまいます。

このような症状を「酸触症(さんしょくしょう)」といいます。

 

 

注意!ワインは強酸性の飲み物です

一般的にワインのpHは約2〜4とかなりの酸性です。参考にpHが特に低い酸性飲料をまとめます。

【pHが特に低い酸性飲料】

甘みや酸味の強い炭酸飲料 pH2.3~2.9
乳酸飲料 pH3.3~3.9
スポーツドリンク pH3.6
市販果汁100%ジュース pH3.7
ワイン   pH 2.9~4

歯を守りながらワインを楽しむポイント

話をワインに戻して、ここからは歯を守りながらワインを楽しむポイントをお伝えしましょう。

アルカリ性の食品と一緒に摂る


ワインと一緒にアルカリ性の食品を摂ると、お口の中が中和され、歯の保護につながります。

特にチーズは有効です。中和はもちろんのこと、カルシウムで歯の表面に保護膜ができるので、ワインの酸から歯を守ることにもなります。

ワイン後、時間をおいてから歯みがきをする

酸性の強い食品を摂った直後の歯みがきは、歯を傷付けてしまう可能性があるので避けましょう。

まずはうがいだけにしておいて30分~1時間後にていねいに歯みがきをすることをおすすめします。

歯みがきの他に、フッ素入りのジェルやうがい薬の利用もおすすめです。

まとめ

ワインは健康に良い一方、酸度が強いので、歯を溶かしてしまう酸蝕症のリスクも伴います。

歯への影響を少なくできるように、ポイントを押さえて上手に付き合いましょう。

ワインを飲む機会が多い方は、フッ素配合の歯みがき粉等を使用することはもちろん、歯の定期検診も忘れないよう意識しましょう。

プルメリア歯科クリニックでは、患者さんの状態に合わせたアドバイスをさせていただきますので、いつでもご相談ください。