東戸塚のプルメリア歯科クリニックのブログです。
暑い日が続きますが、皆様お元気でしょうか?
歯のケアが不十分なまま寝落ちしてしまう、なんていうことは無いでしょうか?
かき氷を食べて歯に染みるようなことがあれば虫歯のサインです。すぐに歯科受診をしましょうね。
ところで8月18日は「糸ようじ」の日だそうです。
糸ようじは1987年に小林製薬株式会社から発売された商品です。
「8(は)と8(は)の間に1(糸)が通る」という意味が込められ、多くの方に歯間清掃を習慣化していただきたいという願いが込められているそうです。
今では日本でも普通に使われているデンタルフロスですが、私たちが子どもの頃はあまり一般的ではありませんでした。
そんな中、糸ようじはCMでの宣伝力が強く、日本でのデンタルフロス普及の先駆けと言ってもよい商品です。
デンタルフロスの歴史は意外と古く、アメリカの歯科医が1815年にシルクの糸を使ったのが始まりです。
初めての患者はその効果に驚き、瞬く間に口コミで広がりました。現在では、さまざまな素材で作られ、毎日の歯間清掃の必需品となっています。
厚生労働省の平成28年歯科疾患実態調査によると、デンタルフロスや歯間ブラシを使用している人は約37%(3人に1人ほどの割合)でした。
しかし令和4年歯科疾患実態調査では、使用率が50.9%(2人に1人)まで上昇しています。
たった6年間でめざましい向上ですが、まだまだ普及の余地があります。
歯と歯の間に挟まった食べかすやプラークは、虫歯や歯周病の原因となることがあります。
そこで役立つのが「デンタルフロス」と「歯間ブラシ」です。これらは、歯磨きだけでは届きにくい歯の間の汚れを取り除くために欠かせないアイテムです。
大人はもちろん、小学生以上のお子さんにもぜひ使っていただきたいです。
デンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、歯と歯の間の汚れをしっかりと取り除き、口腔環境を健康に保つことができます。特に虫歯や歯周病の予防には効果的です。
毎日の歯磨きに加えて、糸ようじや歯間ブラシを取り入れてみませんか?そして、定期的な歯科検診を受けることで、より一層健康な口元を維持しましょう。
歯と歯の間もきれいに保つことが、全身の健康にもつながることをお忘れなく。自分の歯を守るために、今日からデンタルフロスや歯間ブラシを使い始めてみてくださいね。
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