忘年会シーズンに気をつけたいお口の健康

こんにちは。横浜市戸塚区、東戸塚のプルメリア歯科クリニックです。

12月は忘年会やパーティーなど、外食やお酒を楽しむ機会が増える季節です。しかし、これらの楽しいイベントが続くと、お口の健康が後回しになりがちです。

今回は、忘年会シーズンに特に気をつけたいお口の健康について、ポイントをまとめました

1.甘い飲み物やお酒に潜む危険

アルコールやジュースには糖分が多く含まれるものが多く、虫歯の原因になります

特にカクテルや甘口ワインは糖分が高いため、飲んだ後にそのまま寝てしまうと虫歯のリスクが高まります。

お酒を飲む際は、なるべく水や炭酸水も一緒に取り入れ、糖分を流す意識を持ちましょう。

糖分の含有量だけに注目するのであれば、以下のお酒がおすすめです。

  • ウイスキー(ストレートやロック)
    糖分ゼロで、割らなければ甘味を気にする必要がありません。

  • ジンやウォッカ(トニックウォーターや炭酸水割り)
    炭酸水や無糖トニックウォーターで割ると、糖分をほとんど摂取せずに楽しめます。

  • 辛口スパークリングワイン
    甘味が控えめで、食事との相性も良い選択肢です。

  • 糖質オフビール
    市販されている糖質オフ・ゼロビールは選びやすく、飲みやすいです。

2.酸性の飲み物で歯が溶ける


しかし、たとえ糖分が少なくても、ビールやワイン、柑橘系のカクテルなどは酸性度が高く、歯のエナメル質を溶かしてしまうことがあります。

酸性の飲み物を飲んだ後は、水を口に含むか軽くうがいをして、酸を中和するのがおすすめです。

ただし、すぐに歯みがきをするのは控えましょう。酸で柔らかくなった歯が傷つく可能性があります。

3.おつまみ選びも重要

忘年会でのつまみは、硬いものや粘着性のあるものが多く提供されます。

例えば、ナッツやお餅などは歯に詰まりやすく、歯や詰め物を傷つけることがあります。

代わりに、チーズや枝豆など歯に優しいおつまみを選ぶのも一つの方法です。

4.口臭対策を忘れずに

お酒やニンニクを使った料理は口臭の原因になりやすいです。特にアルコールは唾液の分泌を減らし、口腔内が乾燥して臭いが発生しやすくなります。

飲み会の後は、うがいや歯みがきをして口の中を清潔に保つことを心がけましょう。

また、こまめに水を飲むことで口腔内の乾燥を防ぐことも大切です。

5.忘年会後のセルフケア

飲み会の後、帰宅してそのまま寝てしまうことも多いかもしれませんが、最低限の口腔ケアは怠らないようにしましょう

歯ブラシが難しければ、デンタルリンスでうがいをするだけでも違います。

年末年始は忙しい時期ですが、寝る前の5分間を健康な歯のために使いましょう。

6.年末年始を健康な歯で過ごすために

楽しい時間を過ごしつつ、健康な歯で新年を迎えるためには、日々のケアが重要です。

とはいえ、個人でできる努力にも限界がありますので、お酒を飲む機会の多い12月は、意識して歯科検診を受けることがおすすめです。

普段気づかない問題が見つかるかもしれませんし、プロのクリーニングで口腔内をリフレッシュすることができます。

今年の締めくくりを笑顔で迎えるためにも、ぜひこれらのポイントを実践してみてくださね!