東戸塚のプルメリア歯科クリニックの休診日のお知らせページです。
2月の診療スケジュールのご案内
2月の火曜日は臨時診療日となります。
2月11日(火、祝)建国記念の日、23日(日、祝)天皇誕生日、24日(月、祝)、土日は診療いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
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横浜市戸塚区、東戸塚のプルメリア歯科クリニックのブログページです。
こんにちは。昨年末からインフルエンザが猛威を振るっています。冬はさまざまな感染症が流行る季節ですが、「感染症」といっても、原因が「細菌」や「ウイルス」によるものがあります。
何となくは知っていてもどのような違いがあるのかよくわからない方が多いと思います。
◆「細菌」…抗生剤が効く
地球上で数千種類確認されている単細胞生物です。栄養源があれば自分と同じ細菌を増殖させて増えていきます。
人間や動物の体でも皮膚や気道、口腔内、尿路、消化管等、体内外にも存在しており、多くの場合は特に何の害を起こすこともありません。
ですが、病気を引き起こすいわゆる「病原菌」になるものもあります。細菌が原因の病気で一般的に知られるものとしては
があります。
◆「ウイルス」…抗生剤は効かない。抗ウイルス剤はまだ少数
細菌よりもさらに小さく、自分で細胞を持たないため、体内に入ると、他の細胞の中に入り込んでその中で自分のコピーを作って増えていきます。
ウイルスが原因の病気で一般的に知られるものとしては
があります。
むし歯や歯周病は細菌によるものです。お口の中がヌルヌルした感じになることがありますが、これは「バイオフィルム」と呼ばれ、細菌ががっちりスクラムを組んだ状態で、その内側でむし歯や歯周病などの病原菌を増殖させてしまいます。
特に歯周病菌が炎症を起こした歯肉から血管内に入ってしまうと糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞など、全身のさまざまな病気のリスクが高まります。
バイオフィルムは日常の歯磨きでは取り除くことができませんので、歯科で専用の器機を使ってバイオフィルムを取り除く処置(PMTC)を定期的に受けることが大切です。
インフルエンザや新型コロナウイルスなど、感染症予防の基本は「手洗い」「マスク着用」「咳エチケット」です。
新型コロナウイルス感染症の流行期に取り組んでいたことを今一度確認して、感染症から自分や周囲の人を守りましょう。お部屋のこまめな換気や加湿も大切です。
出典:国民の皆さまへ |厚生労働省
こんにちは。横浜市戸塚区、東戸塚のプルメリア歯科クリニックです。
寒いと思えば急に暖かくなるような、不安定な天気が続いています。まだ1月ですが、今回は少し早めに花粉症のお話をしましょう。
春になると花粉症の症状に悩む方が増えますが、花粉症は意外にも歯や口内の健康に影響を及ぼすことをご存知でしょうか?
「歯と花粉症なんて関係あるの?」と思う方もいるかもしれません。しかし、実際には口内環境にとって見逃せない変化が生じています。
花粉症で鼻が詰まると、自然と口呼吸が増えます。これにより、夜間に無意識に歯ぎしりや食いしばりを起こしやすくなるのです。口呼吸による酸素不足や体の緊張が原因となり、顎関節や歯に過剰な負担がかかることがあります。
歯ぎしりが続くと歯の表面がすり減り、知覚過敏や虫歯のリスクが増加します。また、顎の痛みや頭痛の原因になることも少なくありません。花粉症の季節に疲れが取れない、朝起きると顎が痛むと感じる方は、歯ぎしりが原因かもしれません。
鼻づまりが原因で口内が乾燥し、唾液の量が減ることはよく知られていますが、これが「隠れ虫歯」の進行を助長することがあります。
唾液には口内の酸性度を中和する働きがありますが、乾燥するとそのバランスが崩れ、虫歯菌が活動しやすい環境になります。
さらに、花粉症の症状がつらいと歯磨きが疎かになり、初期段階の虫歯を見逃すことも。気づかないうちに進行してしまい、痛みを感じた時には治療が必要な状態になっているケースが増えます。
多くの方が花粉症の薬を服用していますが、副作用として「口内の感覚が鈍くなる」「唾液が減る」といった症状を感じることがあります。
その結果、噛み合わせに違和感をおぼえたり、口の中の異変に気づきにくくなったりすることも。薬を服用している場合は、自分の口内環境をいつも以上に意識することが重要です。
春の花粉症シーズンは、意外な形で歯や口内に影響を与えることが分かります。歯ぎしりや乾燥、隠れ虫歯に注意しながら、定期的なケアを心がけましょう。
花粉症がつらい時期でも健康な歯を守り、快適な毎日を過ごすために、歯科医院での相談や検診をぜひ取り入れてみてください。口腔ケアを整えることで、花粉症シーズンを乗り越えるサポートになるはずです。