東戸塚の歯医者、プルメリア歯科クリニックのブログページです。
もうすぐ楽しい冬休み。年末年始でごちそうを食べる機会も増えることと思います。
うっかり歯をみがかないでそのまま寝てしまう…なんてこともあるかもしれませんね。
ちょっと油断すると虫歯になってしまう人もいれば、あまり歯をみがかなくても虫歯になりづらい人もいます。
不思議だなと思いますが、実は違いがあるのです。
今回は「虫歯になりにくい強い歯」になるために冬休みにできることをお子さん向けにまとめました。
お子さんと一緒にチャレンジしてみてくださいね。
虫歯に負けない強い歯になるため気を付けたいこと
1.食事の仕方に気を付ける
ご存知の通り、砂糖入りの飲み物や食べ物を頻繁に口にし、間食が多い人は虫歯になりやすいです。
甘くないものでも、ちょくちょく食べると歯が溶けてしまい、弱くなることがわかっています。
また、栄養が偏ると歯がもろくなる原因になります。
◎好き嫌いをしないで何でもよく食べ、間食を少なくすると強い歯に育ちます。
2.お口が乾かないようにする
だ液には自浄作用があり、お口の中をきれいな状態に保つ役割があります。
量が少ないとお口の中がネバネバしたり、お口がかわいたりして虫歯になりやすくなります。
最近よく聞く「ドライマウス」も虫歯の大敵です。口呼吸にならないように気を付けましょう。
◎唾液がたくさん分泌されていてサラサラしていると、虫歯になりにくくなります。
3.寝る前の歯みがきをていねいにする
食事の後に歯みがきを行うのはもちろん大切ですが、夜寝る前は特別大切。きれいに歯をみがかないと、寝ている間に虫歯菌がたくさん増えてしまいます。
◎夜の歯みがきは、特にじっくり時間をかけてきれいに仕上げましょう。
そのほか、虫歯になりやすい人の特徴
自分ではどうしようもないけれど、虫歯になりやすい特徴をもっている人もいます。
そういった場合は、自分が虫歯になりやすい体質だと受け入れて、他の人よりもたくさんお口のケアに気をつけましょう。
1.歯並び
歯並びがでこぼこしていると歯みがきがしづらく、だ液も口の中にゆき届きにくくなるので、虫歯になりやすいです。
一方、歯並びが整っていると歯みがきがしやすく、だ液が口の中に行き届きやすいので、歯みがきにあまり時間をかけなくても虫歯になりづらいといえます。
2.虫歯菌の数
虫歯は、生まれてすぐの赤ちゃんのお口には存在しません。
しかし、赤ちゃんが大きくなるにつれて、家族やまわりの大人から虫歯菌をもらって、お口の中に住みついてしまうのです。
お口の中に虫歯がたくさん住んでしまうと、その後ずっと虫歯になりやすい体質になります。
3.体質
いろいろな原因で、生まれつき歯が弱い体質の人もいます。歯のまわりを覆っているエナメル質というカバーが薄く弱いと虫歯が進行しやすいです。
まとめ
虫歯に負けない強い歯にするために、どんなことに気を付けたらよいのかまとめました。
努力してできることもありますが、むずかしいこともありますよね。
そんなときには、歯医者さんに相談してください。お口の中をきれいにお掃除したり、歯にお薬をぬったりして、みんなの歯が強くなるお手伝いをします。