定期検診

歯のクリーニングは何回の通院が必要?当院の治療方針

東戸塚の歯医者、プルメリア歯科クリニックのブログページです。

秋も深まり、東戸塚駅前の銀杏並木も色づいてきました。

外国からの旅行客も増えました。

マスクを取って歩いている方を見ると、やはり口元を見てしまいます。

歯の色は第一印象を左右しますよね。

 

歯の色を明るくするにはホワイトニングがおすすめですが、

歯のクリーニングで着色や歯石を取るだけでも、口元の印象はかなり変わります。


保険の範囲内で歯のクリーニングを行う場合は、お口の検査が必要
になります。

他院では通院が何回かに分かれてしまうことがあるようですが、プルメリア歯科クリニックでは、患者さんとよく相談して、できるだけ少ない通院回数で治療ができるように目指しています

また、クリーニングを通じて、患者さんにお口の健康を意識していただけるようなケアができるように努力しています。

今回はその理由と、当院の治療方針についてまとめます。

 

歯のクリーニングと保険医療制度

基本的に現在の日本の保険制度は、調子が悪い部分に対して必要最小限の治療することを定めています

施術を行う前には、本当にその治療が必要なのか検査をして判断する必要があります。

歯のクリーニングは、歯肉炎や歯周病の治療が目的ですから、保険の範囲で診療するためには検査が必要なのです。

もしこの検査でお口の不具合が見つかれば、元気な口内環境を取り戻すきっかけにもなりますので、当院ではこの検査結果を患者さんと共有することをとても大切にしています

歯のクリーニング前の検査

当医院では、歯のクリーニング前にこのような検査をしています。

・カウンセリング
・歯と歯ぐきの間のすき間の測定
・お口の中の状態やかみ合わせのチェック
・レントゲン診断

どれも歯肉炎、歯周病の進行具合など、お口の環境状態をみるために有用な検査です。

 歯のクリーニングの通院回数と、当院の治療方針について

歯のクリーニングは、歯の汚れや歯周病の進み具合などによって、治療の回数が異なります。

保険の範囲で診療する際、医院によって対応が任されている部分でもあります。

予約時間枠が短い歯科の場合、どうしても治療の回数に融通がきかせづらくなりがちです。

 

プルメリア歯科クリニックは、お一人あたりの予約時間枠を長めに取るという治療方針です。

患者さんに、予約時間10分前のご来院と、来院日のお約束を守っていただくことで、

患者さまのお口の状況やご希望に合わせて治療することが可能になりました

 

歯のクリーニングの説明や検査の他、ご希望に応じて歯の治療もできるように努めておりますので、治療内容や回数の疑問など、お気兼ねなくご相談ください。

まとめ

歯のクリーニングは、施術はもちろんですが、事前の検査も大切です。

プルメリア歯科クリニックでは、患者さんの予約時間と来院約束を守っていただくことで予約時間枠を長めに確保して、検査やカウンセリングを十分に行い、少ない来院回数でも治療ができるように努力しております。

気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

1回のキスや頬ずりで虫歯菌がうつる?赤ちゃんの虫歯予防は周囲の大人から

東戸塚の歯医者、プルメリア歯科クリニックのブログページです。

お盆が過ぎましたが、まだまだ暑い日が続きますね。本日、東戸塚も40℃を超えるのだとか💦

無理せず元気に過ごしましょうね。

大人の唾液から、赤ちゃんに虫歯がうつるって本当?

世間では感染症が猛威をふるっていますが、実は虫歯も感染症の一種だとご存知ですか?

生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌は全く存在しません。

もともと生まれ持っていたり、お口の中で自然発生したりするものでは無いのですね。

 

どこかの機会で虫菌をもらって、お口の中に感染してしまうのですが、

その原因の多くが「両親の唾液を介しての感染なのです。

スキンシップや頬ずり、キスも感染源になりますが、どれくらい心配したらいいの?

1回のキスや頬ずりでうつっちゃうの?

今回はそんな疑問と対策について分かりやすく解説します。

 

【記事の内容】

・赤ちゃんを虫歯から守ろう~ツイッター記事から

・赤ちゃんへの頬ずり、キスで虫歯は感染する?

・負担少なめで、赤ちゃんの虫歯予防を行う方法

・子育てをきっかけに自分の歯のメンテナンスを始めましょう

・まとめ

 

 

最近では保健所の検診でも良く言われますし、私よりも若い世代のご両親はご存知かもしれませんが、

口移し食器の共有はご法度ですが、食事を冷ますときのフーフーも感染源になります。

(食事を冷ますときは保冷材や扇風機を使うのをおすすめします)

くしゃみもアウトですね。

赤ちゃんへの頬ずり、キスで虫歯は感染する?

結論から言いますと、赤ちゃんへの頬ずりやキスからも虫歯が感染します。

フーフーでも感染するくらいですから、

大人の唾液が赤ちゃんのほっぺたにダイレクトについてしまうキスやほおずりリスクが伴います。
 
1回や2回のキスや頬ずりで虫歯菌に感染するとは考えにくいですが、これらの行為を習慣的に行うと赤ちゃんにうつってしまう可能性が高まります。
 

私よりも上の世代は共感していただけると思いますが、両親だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんや親戚も、キスや頬ずりをよくしていましたよね。

しかし赤ちゃんの口内環境を考えると、親戚の皆さんも赤ちゃんへの虫歯感染リスクもよく知っておいたほうが良いと思います。

 

負担少なめで、赤ちゃんの虫歯予防を行う方法

しかし、赤ちゃんの時期なんてほんの短い期間ですから、精一杯スキンシップをとってかわいがってあげたいですよね。

赤ちゃんへの虫歯感染を気にして、頬ずりをしない、(ご両親でしたら)キスもできないなんてもったいないと思います。

 

そこで私たち歯科医は、赤ちゃんが生まれる前から3歳になるまでの4年間は特に、周囲の大人が特に気を付けて口内環境を整えることをおすすめします。

具体的には虫歯の治療を済ませておくこと歯科検診を受けることですね。

 

ご自分でできることとしては、お口の環境を悪くするような習慣を直すことをおすすめします。

 

 

  • だらだら食べを辞める
  • デンタルフロスなどを使って歯磨きを丁寧に行う(夜だけでも)
  • ガムを食べる習慣を取り入れる
  • よく噛んで食べる

 

子育てをきっかけに自分の歯のメンテナンスを始めましょう

2018年に歯科医師会が全国の15〜79歳の男女1万人に行ったアンケートでは、

・もっと早くから歯の健診や治療をしておけばよかったと、全体の4人に3人(75.7%)が後悔している

・歯の健診・治療をギリギリまで対応しない「先延ばし派」が最も多いのは20代で、約6割

という結果が報告されています。

あなたの歯の健康や口内環境は、健康寿命を左右します。

歯の健康が急激に悪化するのは40代からと言われています。

お子さんを授かるのは、20代から30代くらいの方が多いと思いますので、子育てをきっかけに自分の歯のケアを見直してみることをお勧めします。

=== まとめ ===

赤ちゃんへの虫歯は、主に周囲の大人の唾液を介して感染します。

口移し、食器の共有、食事を冷ますときのフーフー、ほおずりやキスも感染源になります。

唾液を付けない努力ももちろんですが、ご自身の口内環境を整えて虫歯の治療をしましょう。

赤ちゃんへの虫歯感染がリスク減りますし、ご自身の歯の健康を見直すきっかけにもなります。