東戸塚の歯医者、プルメリア歯科クリニックの休診日のお知らせページです。
7月の診療スケジュールのご案内
毎週火曜日は臨時診療日となり、7月17日(月、祝)海の日、土日も診療いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
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みなさんこんにちは。気温が上がり、ジメジメした季節になりました。食中毒の危険性がグッと上がりますので、注意しましょう!
「歯周病の症状」と聞いて、みなさんはどんなことを思い浮かべますか?
一般的なのは歯肉からの出血、歯が抜ける、歯がヌルヌルする、口臭…等ではないでしょうか。
このようなお口の中のトラブルが思い浮かぶ方がほとんどだと思いますが、実は歯周病は体全体の病気やトラブルにも深く関係していることが分かっています。
以下はその一例です。
心筋梗塞・動脈硬化・心内膜炎・糖尿病・誤嚥性肺炎・認知症・関節リウマチ・消化器系のがん・早産
低体重児出産・肥満 等
歯周病の原因は歯垢の中に含まれる細菌ですが、その菌が歯肉から体の中に入り込もうしてできるのが歯周ポケットです。その際に炎症が起こり、出血するのですね。
そしてその炎症によってできる毒性の物質が出血箇所から血管に入り込み、全身に回り、さまざまな場所でトラブルを引き起こしていきます。
もちろん歯周病菌だけが原因ではなく、生活習慣や要注意因子がもともとあることもありますが、歯周病菌との相互作用で悪化のサイクルを形成していることが分かってきています。
簡単に例を挙げてみます。
【例 糖尿病】
①糖尿病のため高血糖になり、免疫が低下する→②口腔内の細菌が増え(歯周病が悪化)、細菌から出る毒素が増える→③毒素が血管から入り、インスリンの効果を阻害する→①に戻る
毎日の歯磨きでは歯周病菌の温床である歯石や細菌の膜であるバイオフィルムなどは除去することはできず、歯科での専門的なケアが必要となります。
成人の約8割は歯周病だと言われます。
むし歯などの症状がなくても定期的に歯科にお越しいただき、根本的な歯周病治療を受けてくださいね。
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歯科治療で、口の中に器具が入ると「オエッ」となってしまう患者さんは結構いらっしゃいます。このような症状を「嘔吐反射(おうとはんしゃ)」といいます。ご自身の意思に関わらず反射的に起きる、身体の反応です。
この嘔吐反射が強くて、治療がおっくうになってしまい、歯科医院への来院が難しくなる方もいらっしゃいます。今回は嘔吐反射の原因と、対処法についてまとめます。
嘔吐反射の原因はさまざまですが、よく考えられる要因として次の2点です。
口腔内の異物に対する体の生理的な反応です。口の中や喉の近くに異物を感じると、それを吐き出そうと動きます。器具だけでなく、お口の中に唾液が溜まることでも起こしやすくなります。
歯科治療等で過去に嫌な思いをした経験から、恐怖心で反射的に吐き気を感じることがあります。
そのほかに、咽頭が狭い方や、日常的に口呼吸をしてしまう方などは、嘔吐反射を起こしやすいとされています。
嘔吐反射を抑えるためのコツとして、ご自身がオエっとなりやすい体質であることをお伝えください。治療時の体勢を工夫したり、カウンセリングをゆっくり行なうなどして、患者さんがリラックスして治療できる環境を整えます。
患者さまご自身ができることとして、顎をひいてできるだけゆっくり鼻で呼吸することが有効です。口からの息吸い込みでは、空気が直接喉に当たりやすく、嘔吐反射を引き起こす可能性が高まりますし、唾液も出やすくなります。
鼻から息を吸うと、空気が口腔内を通過する際に喉にかかる刺激が軽減されます。
治療以外でも、歯型を採る際の型材を口の中に入れることができなかったり、奥歯のレントゲンを撮影するのを苦痛に感じたりします。硬い器具を口内に押し付ける場面もありますので、ご負担になってしまいますよね。
ただ、そういった症状の患者さまはたくさんいらっしゃいます。当院は完全予約制ですので、できる限りの対応をさせていただきます。おひとりで悩まずに、ご相談くださいね。
歯科治療の際に、生理的現象、心因的な原因からオエっとなってしまう患者さまは多くいらっしゃいます。おひとりで悩まずに、お気兼ねなくお伝えくださいね。ご自身ができる対策としては、口呼吸ではなく鼻呼吸をするように意識してみてください。お口の中の唾液量が減り、嘔吐反射が起きにくくなります。