東戸塚の歯医者、プルメリア歯科クリニックの休診日のお知らせページです。
11月の診療スケジュールのご案内
毎週火曜日は臨時診療日となり、
11月3日(金、祝)文化の日、11月23日(木、祝)勤労感謝の日、土日も診療いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
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こんにちは。秋もだんだん深まり、温かいものがおいしい季節になりましたね。
高齢者の方の歯が長く見えることがありませんか?これは歯肉が下がり、今まで歯肉の中に隠れていた歯の根元部分が見えるようになったことでそう見えているのです。
歯肉下がりのサインは、他にも「歯と歯の間に物がはさまりやくなった」「歯が染みる」などが挙げられます。
「歯肉下がり」は実は20代頃から徐々に進行していると言われます。
象牙質は表面が柔らかくザラザラで、汚れが付着しやすく、また、お口の中の細菌が作り出す酸にも弱いため、むし歯になりやすくなります。 このように歯の根元がむし歯になることを「根面むし歯」といいます。
高齢者の歯の根の神経は細くなっており、また根面むし歯は歯に穴が開いたようになりづらく、色もつきにくい傾向があるため、痛みを感じにくく、知らない内に進行が進み、気づいた時には大きなむし歯になっていたということが多いのです。
根面むし歯を防ぐには?
●ゴシゴシ力を入れて歯磨きをしない
力を入れすぎていると、歯肉が傷つき、歯肉下がりの原因となります。 また、歯ブラシの毛先が広がり、汚れを十分落とせません。
●歯と歯肉の境目を意識して磨く
歯の表面だけでなく、歯と歯肉の境目もしっかり(でも力は入れずに)磨きましょう。
●お口の中が酸性に傾く前に食後は早めに歯磨きをする
歯磨きは難しい場合はうがいをするだけでも違います。 お口の中や歯と歯の間など、ブクブクとお口全体に水を強く当てて汚れをかき出すイメージでうがいをしましょう。
むし歯の進行が早く、歯が折れてしまうなど、歯を失う原因にもなる根面むし歯。日頃の心がけでリスクを下げることができます。
気づきにくいむし歯ですので、定期的に歯科で検診を受け、確認してもらいましょう。
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10月に入り、いろいろなところでハロウィンのイベントを見かけるようになりました。
ドラキュラやゾンビなど古くからの衣装はもちろん、アニメやゲームのキャラクターなど種類が多くてにぎやかですよね。メイクや衣装の他に「付け八重歯」というアイテムもあるそうです。
今回は犬歯と八重歯についてお話します。お子さんのいるご家庭で、お子さんが八重歯にならないように気を付けるポイントもまとめます。
八重歯と犬歯は同じ意味として使われることがありますが、実はそれぞれ異なる意味を持っています。
犬歯は前から3番目にある歯の名称で、上下左右に1本ずつ、合計4本あります。
犬歯はひし形で先端が尖っており、歯の中で最も根が長く丈夫なのが特徴です。また、犬歯は他の歯に強い力がかからないように衝撃を緩和するという大切な役割を持っています。
八重歯は歯の一部が他の歯と重なり合っている状態を指します。歯並びから外側に生えて、周囲と重なった歯のことですね。
したがって、「八重歯=犬歯」というわけではありません。犬歯以外にも、八重歯になることはあります。
しかし、犬歯は八重歯になりやすい特徴を持つため、「上顎の犬歯=八重歯」と混同されやすいようです。
日本では、八重歯は「かわいらしい」「愛らしい」といった印象を持つことが多いですね。
アニメのデフォルメなど、八重歯は”かわいい”というイメージが付いています。これは日本独特の文化といえます。
一方、海外では八重歯があるだけで下級階層のイメージが付いたり、不潔なイメージに繋がったりしてしまいます。
特に欧米では、ドラキュラや魔女など悪いものを連想するのでマイナスイメージが強く、八重歯は治すものと考える人が多いようです。
そのため、幼いころから歯列矯正をすることが当たり前という意識が根付いています。
欧米人や北欧人は、先天的に日本人よりも八重歯になりづらいことがわかっています。
欧米人は骨格が日本人よりも大きく、歯の形が細長く平面的で小さいため、歯が隙間なく綺麗に並びやすく、八重歯になりづらいです。
それに比べて、日本人の顎は小さく歯は丸みがあり大きい為、うまく収まりきらず歯並びが悪くなることが多いです。
また、上の前歯の裏側が凹んでいる形状であることが多く、これも八重歯の原因になります。
八重歯になってしまう主な原因として、遺伝による先天的なものと、生えかわりのタイミングでの後天的なものが考えられます。
先天的な原因は祖先から受け継いだものですから不可避ですが、後天的な原因については保護者の方の見守りで防ぐことができます。
例えば 乳歯の虫歯を防ぐこと。乳歯が虫歯になると、早く抜けてしまう可能性があり、その結果、永久歯が正しい位置に生えてこなくなる可能性があります。
また、早期の矯正治療も有効です、小学校4年生くらいまでにしっかり永久歯の萌出スペースを確保することで、八重歯になる可能性を減らすことができます。
八重歯はチャームポイントでかわいいイメージがありますが、見た目、むし歯、歯周病のリスクなどデメリットも多いものです。
特に、年齢を重ねていくと顔周りの肉付きがこけていくので、若いうちは気にならなくても、だんだん目立っていくことが多いです。
八重歯が気になる場合は、定期検診等の際にお気兼ねなくご相談ください。