10月の診療スケジュールのご案内

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10月の診療スケジュールのご案内

毎週火曜日は臨時診療日となり、10月14日(月、祝)スポーツの日土日も診療いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

ブラキシズム(歯ぎしり)から歯を守りましょう!

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こんにちは。長かった酷暑もようやくひと段落して、夜も快適に眠れるようになりました。

これから寒くなりますが、風邪などひかないようにおいしいものを食べて栄養を摂り、ゆっくり休んで体調を万全にしておきましょう!

朝起きると顎が疲れていたり、歯ぎしりしているよ、と家族に言われる方はいませんか?これはブラキシズムといわれるもので、睡眠時・起きている時を問わず、無意識に歯をこすり合わせたり、かみしめたりする習慣のことです。

多少は誰でもしていることで、過度に気にしすぎる必要はありません。最大の原因はストレスと言われますが、浅い眠りの時や緊張している時など、さまざまな原因が考えられます。

ブラキシズムは3種に分けられます。

グラインディング

歯ぎしりのことです。歯を強くこすり合わせ、ギリギリと音を立てます。睡眠時が多く、家族に指摘されて気づく方が多いです。

クレンチング

食いしばりのことです。上下の歯をグッとかみしめてしまうことを指します。睡眠中だけでなく、起きている時も無意識に行っていることがあります。音がしないため周囲の人は気づきません。起床時や仕事中など、気づくと顎が疲れている、という方はこれが疑われます。

タッピング

歯をカチカチさせることをいいます。上の2つよりは発生頻度は少ないです。

ブラキシズムは以下のような症状を引き起こします。

  • 歯がすり減る
  • 歯が欠ける、割れる、折れる
  • つめものやかぶせものが割れる
  • 歯肉がやせる
  • 冷たいものに歯がしみる
  • 歯周病が悪化する
  • 頭痛や肩こり、腰痛がでる
  • 顎関節症になる  など

では、ブラキシズムの弊害を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。

起きている時はやらないように意識ができますが、眠っている時はそうはいきませんね。歯科では歯を守るためのマウスピース(ナイトガード)を作成することができます。

マウスピースをつけると歯にかかる力が分散され、歯のすり減りなどを防ぐことができます

手軽に購入できる市販のマウスピースもありますが、適合が悪く、違和感が強いので、やはり歯科で歯型を採ってぴったりのマウスピースを作成することをおすすめします

ソフトタイプ、ハードタイプがあり、その人の状態を歯科医と相談しながら作ることができます。医療保険も適用されますので、気になる方はぜひご相談ください。

歯科フッ素と有機フッ素化合物は別物!安心してフッ素ケアを行いましょう

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ニュースなどで「PFAS(ピーファス)」という言葉を耳にしたことはありますか?

全国の河川や地下水などからも検出されており、皆さまの健康に関連する話題であるため、不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

特に、歯科治療におけるフッ素ケアに関して、PFASと混同されるケースもあります。しかし、実際にはこの二つはまったく異なる物質であり、歯科フッ素は安全で効果的なケア方法です。

今回は歯科フッ素とPFASの違いについて説明し、安心して歯科フッ素を使用できる理由をお話します。

1.   フッ素とは?

フッ素(フッ化物は、歯を強くし、虫歯予防に効果的な物質として長年使われてきました。

歯科医院では、定期的なフッ素塗布が行われており、特に虫歯リスクの高い方や成長期のお子さまには大変有効です。

フッ素はエナメル質を強化し、酸の侵食から歯を守る働きを持っています。また、フッ素には再石灰化を促す作用もあり、初期の虫歯を進行させない効果も期待できます。

2. PFASとは?

PFAS(ピーファス)とは、有機フッ素化合物という物質の総称です。水や油をはじく性質があり、日常生活の中で様々な製品に使用されています。水や油をはじく性質があり、

・食品の包装
・フライパンのコーティング(テフロンという商品名で売り出されたのが最初だそうです)
・衣服の防水加工
・フローリング材

などに使われています。
しかし、PFASは自然の中で分解されにくく、体の中にも長く残るため、健康や環境に悪影響を与える可能性があることがわかってきました。

特に、水や食べ物にPFASが含まれると、少しずつ体内にたまってしまうため、現在は世界中で規制が進められています。

3. フッ素とPFASは異なるもの

フッ素とPFASが混同される理由の一つは、両方に「フッ素」という言葉が含まれていることです。

しかし、化学的には全く異なるものであり、歯科で使われるフッ素は安全に使用できることが証明されています。歯科用フッ素は特に虫歯予防に効果を発揮する成分であり、人体に害を与えるものではありません。

一方で、PFASは歯科治療には一切使用されておらず、フッ素ケアに関してPFASの影響を心配する必要はありません。

歯科治療で使用されるフッ素は、数十年にわたり安全性が確認されており、世界中の歯科医療現場で広く用いられています。

4. 安心してフッ素ケアを続けましょう

 

 

歯科フッ素は、虫歯予防に非常に効果的な方法です。定期的に歯科医院でフッ素塗布を受けることで、虫歯の発生を防ぐだけでなく、初期段階の虫歯も抑制できる可能性があります。

また、フッ素を含む歯磨き粉を日常的に使用することも有効です。

PFASに関する情報が多く出回る中で、不安を感じることもあるかもしれませんが、歯科用フッ素については心配無用です。歯科医師の指導のもと、適切にフッ素ケアを続けていただければ、虫歯予防に大きな効果が期待できます。

5. まとめ

フッ素とPFASは名前に「フッ素」が含まれるという共通点はあるものの、まったく異なる物質です。

歯科用のフッ素は、虫歯予防に効果的であり、長年にわたって安全性が確認されています。

PFASのニュースが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、歯科フッ素については安心して使用できますので、ぜひ継続的なケアを行いましょう。

9月の診療スケジュールのご案内

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9月の診療スケジュールのご案内

毎週火曜日は臨時診療日となり、9月16日(月、祝)敬老の日、22日(日、祝)秋分の日、23日(月、祝)と土日も診療いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

大切な歯を守りましょう

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みなさんこんにちは。9月になりましたが、まだまだ暑い日が続きます。

暑さはもうしばらく続きますが日は徐々に短くなってきています。もう少しの辛抱ですね。

9月16日は敬老の日です。平成元年に「80歳で20本の歯を」との「8020」運動が始まって久しいですが、この機会にこの30年ほどでどのように推移してきたか見てみましょう。
(データ出典:厚生労働省 令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要)


この30年で80歳以上の20本以上の歯の保有率が顕著に上がっていることがわかります。平成5年では約11%でしたが令和4年には半数以上の方が8020を達成できています。

しかし、目標を掲げただけでこんなに改善されるはずはありませんね。

2つ目の表を見てみると、近年に近づくにつれ、歯磨きへの意識が上がっていることがわかります。これが8020達成率上昇の大きな要因であることはいうまでもありませんね。
しかし、高齢者(70歳以上)の男女比では以下のようにどの世代でも女性の方が良い結果が出ているようです。


同調査での「デンタルフロスや歯間ブラシを使用している割合」「歯科検診を受診している割合」の男女比の結果を見てみると、どちらも女性の方が高い結果が出ています。そういったことが8020達成率にも影響していることが考えられます。

残存歯が少ないと以下のようなことに影響が出てきます。

・咀嚼能力低下による消化能力低下  ・栄養摂取不足
・咀嚼不足による唾液量低下に伴う歯周病、むし歯のリスク増
・発音が悪くなる ・免疫力低下による全身への影響 
・認知症リスク増 ・体のバランスが崩れ、転倒しやすくなる  等

また、歯がないことによって食べられるものが限られたり、ストレスを感じたり、人前に出ることが少なくなる、会話が少なくなる などのリスクも考えられます。

日々の歯磨きとセルフケア、歯科での検診とケアで大切な歯を若い頃からしっかり守っていきましょう!

デンタルフロス、歯間ブラシで健康な口元を守りましょう

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暑い日が続きますが、皆様お元気でしょうか?

歯のケアが不十分なまま寝落ちしてしまう、なんていうことは無いでしょうか?

かき氷を食べて歯に染みるようなことがあれば虫歯のサインです。すぐに歯科受診をしましょうね。

2024年8月 プルメリア歯科クリニックブログ
ところで8月18日は「糸ようじ」の日だそうです。

糸ようじは1987年に小林製薬株式会社から発売された商品です。

「8(は)と8(は)の間に1(糸)が通る」という意味が込められ、多くの方に歯間清掃を習慣化していただきたいという願いが込められているそうです。

今では日本でも普通に使われているデンタルフロスですが、私たちが子どもの頃はあまり一般的ではありませんでした。

そんな中、糸ようじはCMでの宣伝力が強く、日本でのデンタルフロス普及の先駆けと言ってもよい商品です。

 

デンタルフロスの歴史は意外と古く、アメリカの歯科医が1815年にシルクの糸を使ったのが始まりです。

初めての患者はその効果に驚き、瞬く間に口コミで広がりました。現在では、さまざまな素材で作られ、毎日の歯間清掃の必需品となっています。

2024年8月 プルメリア歯科クリニックブログ

 

厚生労働省の平成28年歯科疾患実態調査によると、デンタルフロスや歯間ブラシを使用している人は約37%(3人に1人ほどの割合)でした。

しかし令和4年歯科疾患実態調査では、使用率が50.9%(2人に1人)まで上昇しています。

たった6年間でめざましい向上ですが、まだまだ普及の余地があります。

 

歯と歯の間に挟まった食べかすやプラークは、虫歯や歯周病の原因となることがあります。

そこで役立つのが「デンタルフロス」「歯間ブラシ」です。これらは、歯磨きだけでは届きにくい歯の間の汚れを取り除くために欠かせないアイテムです。

大人はもちろん、小学生以上のお子さんにもぜひ使っていただきたいです。

デンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、歯と歯の間の汚れをしっかりと取り除き、口腔環境を健康に保つことができます。特に虫歯や歯周病の予防には効果的です。

毎日の歯磨きに加えて、糸ようじや歯間ブラシを取り入れてみませんか?そして、定期的な歯科検診を受けることで、より一層健康な口元を維持しましょう。

歯と歯の間もきれいに保つことが、全身の健康にもつながることをお忘れなく。自分の歯を守るために、今日からデンタルフロスや歯間ブラシを使い始めてみてくださいね。

関連の過去記事はこちら 歯垢除去率が3割アップ!デンタルフロスの効果とメリット

 

8月の診療スケジュールのご案内

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8月スケジュール

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毎週火曜日は臨時診療日となり、
8月11日(日、祝)山の日、12日(月、祝)、土日も診療いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

夏休みに歯科検診を受けましょう

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みなさんこんにちは。毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?よく食べよく眠り、体調を整えて元気に夏を乗り切りましょう!

小学校から高校生までは1学期に学校で歯科健診を受けたと思いますが、どのような結果だったでしょうか?

学校などでの集団健診では、歯科医院で用意されているような専用の照明やレントゲンがない中、大人数のお口を診ます。

むし歯や歯周病、歯並び、嚙み合わせの異常や乳歯から永久歯への生え変わりなどをチェックしていますが、限られた時間・設備、目視のみで細かな部分まで全てしっかりチェックすることは難しいのが実情です。

ですので、学校健診で「要治療」「要観察」とされた方はもちろん、「異常なし」だった方も、ぜひ夏休みで時間があるうちに歯科医院での歯科検診を受けてください

歯科医院ではパッと目でみてわからない部分(むし歯治療後の歯の状態や歯茎の中の永久歯の状態など)を診るためにレントゲン検査をしたり、歯科衛生士による歯石除去クリーニング歯磨き指導むし歯歯周病予防のための指導などを行います。

特に小学生は生え変わりの時期。お口の中はデコボコで歯磨きが難しい時期です。お口の状態に合わせた指導を受けていただくことで、生え変わったばかりでまだ少し弱い状態である永久歯をむし歯から守るお手伝いをすることができます。

長い人生でずっと使う歯を、なるべく長く健康な状態で保つことはとても大切なことです。ぜひ子供の頃からの検診やケアで守ってあげてくださいね。

 

夏の歯周病に要注意!症状と対策について

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酷暑は口内環境も悪化させます

毎日暑い日が続きます。朝晩まで蒸し暑いと本当に参ってしまいますよね。

身体が疲れてだるくなったり、めまいがしたりするなどの「夏バテ」に注意が必要です。

夏バテは身体だけではなく、口内環境にも影響します

水分摂取のためにスポーツドリンクを飲む機会が増えたり、疲れて身体の免疫が落ちたりして、気が付かない間に歯周病が進んでしまうこともあります。

今回は歯周病の進行とその対策について詳しく解説します。

歯周病とは?

歯周病は歯茎や歯を支える骨に悪影響を及ぼす慢性的な細菌感染症です。この病気が進行すると歯を失うリスクが高まり、全身の健康にも影響を及ぼします。

近年では雑誌や報道でも取り上げられることが増え、意識の高い患者さまが多くなってきているように感じています。

歯周病の進行段階

歯周病の進行

歯周病は以下の段階を経て進行します。

  1. 歯肉炎:歯茎が赤く腫れ、出血しやすくなる初期段階です。多くの場合、自覚症状はありません。
  2. 初期歯周炎:歯肉炎が進行し、歯茎が後退して歯と歯茎の間に隙間ができます。これにより、細菌がさらに深く入り込みます。
  3. 中等度歯周炎:歯を支える骨が徐々に破壊され、歯がぐらつき始めます。積極的な歯科治療が必要です。
  4. 重度歯周炎:骨の破壊が進み、歯が抜けるリスクが非常に高くなります。

歯が抜ける原因

歯周病で歯が抜ける原因

歯周病が進行すると、以下の要因で歯が抜けることがあります。

  • 細菌感染:プラーク(歯垢)に含まれる細菌が歯茎に炎症を引き起こし、歯周ポケット(隙間)を作ります。
  • 免疫反応:体の免疫システムが過剰に反応し、歯を支える組織を攻撃することがあります。
  • 不適切な歯磨:歯磨きが不十分だと、プラークが蓄積しやすくなります。
  • 喫煙:喫煙による血流の減少や免疫機能の低下は、歯周病の進行を加速させる要因の一つです。

歯周病の予防と対策

歯周病対策は予防と早期治療から

歯周病は、自覚症状が出る前や、歯肉炎の初期段階ならば、しっかりとケアすることで歯茎の状態を回復させることが可能です。

次のようなことを意識して、しっかり対策しましょう。

  1. 正しい歯磨き習慣:1日2回、丁寧に歯を磨くことが基本です。特に夜は時間をかけて、歯と歯茎の境目を意識して、マッサージするようにして磨きましょう。
  2. 定期的な歯科検診:3か月に1回、少なくとも半年に一度の頻度で歯科検診を受けることで、歯周病の早期発見と予防が可能です。
  3. プロのクリーニング:歯科医院でのクリーニングにより、歯垢や歯石を取り除き、歯周病の進行を防ぎます。
  4. 専門的な治療:歯周病が進行している場合は、歯科医による専門的な治療が必要です。歯周ポケットの清掃や外科的治療などがあります。
  5. 生活習慣の改善:喫煙を控え、バランスの取れた食事を心がけることで、歯周病の予防に役立ちます。

まとめ

歯周病は放置すると歯の喪失だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼす恐ろしい病気です。

しかし、適切な予防と早期治療を行うことで進行を防ぐことができます。日々のケアと定期的な歯科検診をしっかりと行い、健康なお口を維持しましょう。

美しい歯を守るために、今日からできる対策を実践してみてくださいね。

7月の診療スケジュールのご案内

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7月の診療スケジュールのご案内

7月2日、9日、16日、23日、30日火曜日は、臨時診療日となります。

7月15日(月、祝)海の日、土日は診療いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。