横浜市戸塚区、東戸塚のプルメリア歯科クリニックです。

6月は気温や生活リズムの変化で体調を崩しやすい季節ですね。そんな時期だからこそ、改めて健康について考える機会にしてみませんか。

健康寿命と歯の寿命
「人生100年時代」という言葉を耳にする機会が増えました。医療の進歩や健康意識の高まりによって、日本人の平均寿命は年々延びています。実は歯も同じで、以前と比べると歯を長く保てる方が増えてきています。

それなのに、なぜ歯を失ってしまう人がいるのでしょうか。

日本人の歯は以前より長持ちするようになっている

ひと昔前までは、「年を取ったら入れ歯になるのは当たり前」と考えられていた時代もありました。

しかし現在は、歯科医療やセルフケアの進歩によって、80歳で20本以上の歯を保つ方も珍しくありません。これは「8020運動」などの取り組みの成果とも言われています。

つまり、“年齢を重ねたから歯を失う”のではなく、歯を守る環境が整えば長く残せる時代になってきているのです。

歯を失う原因の多くは虫歯ではありません

歯を失う原因の多くは虫歯ではない

意外に思われるかもしれませんが、大人が歯を失う原因として最も多いのは、実は虫歯ではありません。

大きな原因は次の2つです。

・歯周病
・歯の破折(歯が割れること)

歯周病は歯を支える骨が少しずつ減っていく病気です。痛みが少ないため気づきにくく、症状が出た頃には進行していることもあります。

また最近増えているのが、歯の根が割れてしまうケースです。

「治療した歯ほど弱くなる」こともある

虫歯治療は歯を守るために大切な治療ですが、一度削った歯は完全に元の状態には戻りません。

特に神経を取った歯は、水分量が減り、長い年月の中で割れやすくなることがあります。

さらに、歯の根の治療を繰り返した歯は構造的に負担が大きくなり、最終的に抜歯が必要になることもあります。

つまり、「治療したから安心」ではなく、できるだけ治療を増やさないことが歯を長く守るコツなのです。

歯の寿命を左右するのは毎日の習慣

歯の寿命を左右するのは毎日の習慣

歯の寿命を延ばすために特別なことが必要なわけではありません。

大切なのは、

  • 毎日の歯みがき
  • 歯間ケア(フロス・歯間ブラシ)
  • よく噛んで食べること
  • 食いしばりや歯ぎしりへの対策
  • 定期的な歯科受診

こうした積み重ねです。

最近では、「痛くなったら治療」から悪くなる前に予防へ考え方が変わってきています。

歯は失ってから取り戻すことが難しい器官です。だからこそ、残っている歯を守ることがとても重要になります。

まとめ

歯の寿命は定期検診から

歯の寿命は確実に延びています。しかし、年齢だけで歯を失うわけではありません。歯周病や歯の破折、繰り返す治療など、日々の積み重ねが将来のお口の状態に影響していきます。

これからの時代は、「どれだけ長く生きるか」だけでなく、「どれだけ自分の歯で食べられるか」も大切です。

長く健康なお口を保つために、まずは今のお口の状態を知ることから始めてみませんか?
気になることがなくても、ぜひ定期検診にお越しください。